行って参りました京都勝持寺への旅

ずっと念願だった京都の勝持寺へ行って参りました。京都は大好きで20代の頃に立て続けに訪れた町です。北海道に住んでいる中坊進二にとって、結婚して子どもができてからはなかなか出向くことができない遠い場所になっていました。子どもの手が離れ気心の知れた友人と二人、俗世間を離れての悠々の京都旅行です。今回は前々から訪れたいと思いながら叶わなかった勝持寺へ真っ先に行きました。別名「花の寺」と呼ばれるだけあって桜の時期は観光客で一杯だろうなと覚悟はしていました。


旅行の時期を選ぶのに秋の紅葉と迷ったのですが、やはり春の桜ははずせないと4月にした決め手は「西行桜」です。境内にある100本の桜はどれも見事で圧倒される迫力です。人いきれもなんのその、めざす西行桜まで一直線です。大半がソメイヨシノであるなかで、その天蓋のようなみごとな姿に友人も中坊進二も口をあんぐりとあけて見入ってしまうばかりです。これが桜を愛してやまなかった西行法師が植えたとされる桜です。思い切って出かけて良かったです。使い古された言葉ですが「命の洗濯」をしてきました。