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中坊進二が紅葉の季節に訪れた京都の宝筐院

嵯峨野といえば京都の中でもとりわけ中坊進二が好きな場所の1つです。王朝時代から貴族たちの行楽地だったと言われるだけあって、四季折々の自然の素晴らしさにはいつ行っても目を奪われます。特に紅葉の美しさは格別で、名所と呼ばれるスポットがあちこちに存在します。 中でも中坊進二が気に入っているのが、嵐山の駅からほど近い場所にある宝筐院です。宝筐院は臨済宗のお寺で、足利義詮楠木正行菩提寺として知られています。 境内は決して広いわけではありませんが、草木を巧みに配した庭は変化に富み、板敷の道を進むごとに美しい風景が次々と目の前に展開していきます。中坊進二が訪れたのはちょうど仲秋の頃で、モミジの鮮やかな赤と苔の深い緑が絶妙なコントラストをなしていて、何とも言えぬ風情を醸し出していました。 ところで、先に名前を挙げた足利義詮楠木正行ですが、実はこの2人、南北朝時代は互いに敵味方に分かれて京都を舞台に戦った相手だそうです。そんな歴史の有為転変に思いをはせながら庭を眺めていると、美しい風景が一段と趣深いものに感じられました。