知る人知る夜景の穴場スポットです。

中坊進二は京都が大好きで、年2回は訪れています。やはり、狙いは春の桜と秋の紅葉の季節です。一昨年の春のこと、ラッキーにも桜満開の時期に訪れることができました。数年前から、宿泊は東山の老舗ホテルに決めています。このホテルのコンシェルジェの方と懇意になり、いろいろと穴場スポットを教えて頂いています。今回もどこか行ったことのない場所で、桜を存分にを楽しめる所はないか伺ったところ、知る人ぞ知る穴場スポットを教えて頂きました。


それが青蓮院大日堂でした。青蓮院は、別名「粟田御所」と呼ばれ、江戸時代には仮御所となった天台宗の寺院です。その飛地境内で、東山山頂にあるのが「将軍塚大日堂」という桜の名所です。展望台からは京都市内が一望できるとのこと。夕暮れ時から夜にかけてが特におススメとのことで、早速行ってみることにしました。ちょっと不便な所にあるので、桜満開の季節でもそんなに人は多くありませんでした。思う存分、桜を鑑賞することができました。何より夕暮れに染まる京都の市街地は、ため息が出るほどの美しさでした。この時期は夕暮れとともに庭園がライトアップされ、桜も幻想的に彩られていました。いつまでも眺めていたい気分でしたが、タクシーを待たせていたので、もう一度素晴らしい夜景を見てから、ホテルに帰りました。日頃の疲れも吹き飛ぶような、ステキなスポットを教えて頂きました。次はぜひ紅葉の季節に来ようと、心に誓いました。